礎の石孤児院

カンボジア孤児院

2019年9月 マンスリーレポート:ルツ前田


チョムリアプスワ!(こんにちは!)『礎の石孤児院』の働きの為の皆様からのご支援とご協力を、心から感謝申し上げます。7月19日~8月8日まで3週間の日本滞在を終えて、無事カンボジアに戻って来ました。滞在中は、沢山のご支援者の皆様にお会い出来、心より感謝いたします。東京、長野、長崎、関西、四日市で持たれた孤児院報告会では、ご出席頂きました皆様にカンボジアの現状をお伝えし、成長した子ども達自身からお礼をお伝えすることが出来、ほんとうに良かったです。今回は、日本各地を行く中で、子ども達は日本の文化や生活などを知り、学ぶことが出来たことを、とても喜んでいました。皆様のご支援によって、このような機会を与えて頂きましたことは、彼らの将来にさらに大きな夢と希望を与えるものになりましたことを、皆様に心から感謝申し上げます。留守にした孤児院の働きも守られ、子ども達も元気に過ごすことが出来ました。3年前も4ヶ月間留守を助けて下さった今井さんが、今回も3泊4日で孤児院での助けをして頂き、本当に助かりました。帰国時には、沢山のご支援の品々を頂いて戻って来ることが出来ました。本当に、ありがとうございました。
写真:カンボジアから日本へ発つ前の5人の子ども達、プノンペン国際空港にて。

礎の石孤児院カンボジアの沿革

1997年5月 前田克子さんが孤児院の開設準備のため派遣される

1997年11月 孤児を受け入れ、本格的な活動を開始

2002年10月カンボジア政府より「NGO団体」として認可

礎の石孤児院カンボジアでは、両親をなくした子ども達、片親の家庭で経済的理由の為、又は暴力等の為、片親又は両親が行方不明等で養育を完全に放棄した家庭の子ども達、これらの状況の中で親族も養育拒否している子ども達を受入れています。 孤児院では、孤児達とスタッフが生活を共にしながら孤児達に必要な心と体のケアーを行なっています。孤児となった子ども達一人一人が、教育、技術指導などを受け、社会への自立、貢献などが出来る者となっていくことを願いとし、目的としています。また、自主自立が出来る年齢まで、孤児達は孤児院内で共に生活していきます。 孤児達のほとんどは、学校で学んだ経験がありませんので、学校側の協力も頂きながら、それぞれの学力に合ったクラスに編入し、孤児院から毎日学校に通っています。また、午前、午後と孤児院内においても、孤児達に必要な教育サポートが出来るように、スケジュールを組んでいます。 現在(2019年7月)、幼児から高校3年生と大学生までの18人の子ども達が孤児院で共に生活しています。18人の中には、1人の障害児と4人のHIV感染児も含まれています。孤児院内での医療ケアーと、定期検診、リハビリなどを受けながら、体調もより安定して生活が出来ています。 また、高校を卒業した子ども達は、それぞれの希望にあった技術訓練を受けることが出来ますし、大学進学も出来るように支援の枠を広げました。2015年10月より大学支援を開始し、現在5人が支援を受けています。

<現地孤児院責任者 ルツ前田スタッフより>

長い内戦の歴史を通って来たカンボジアは、現在驚くべき経済発展の途上にあります。数年前までは、多くの内戦孤児が国内に溢れていましたが、現在見る限りでは、孤児数は減少しているかのように見えます。しかし、経済発展の背後に、貧富の差はさらに大きくなって来ている現状があります。発展が見られるのは首都プノンペンが著しい状態ですが、その発展の波は未だ地方までは届いていません。貧困の故に、売買される子ども達、放棄されてしまう子ども達、また家庭崩壊を通して、行き場を失った子ども達が孤児となってしまう原因ともなっています。 1997年から、カンボジアでの孤児院の働きは始まりました。 皆様からの様々なご支援を通して、命を繋いだ子ども達がいますし、食べるものの心配をしなくても毎日食事があり、天井のある場所でぐっすりと安心して眠れる喜びを話す子ども達がいます。そして皆様の多くのご支援を通して、自立して行った孤児たちがいます。また、現在自立までの準備の中にいる孤児たちがおり、さらにこれから孤児院で受入れる孤児たちがいます。 皆様からの数々のご支援を頂いて、孤児院の働きが進められておりますことを、心から感謝申し上げます。またこれからも、皆様からの心温まるご支援を孤児たちの為に頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

カンボジア孤児院 現地責任者 現地責任者 ルツ前田スタッフ

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