フィリピン孤児院

スモーキーマウンテン、スアワン、マハヤハイ等の山中を周り、子ども達の就学支援を行っています。また、ダバオ市郊外のタナクンに3000坪の土地を所有しており孤児院の開設を目指し活動しています。

マンスリーレポート
(2024年5月)

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Photo:子どもたちが勉強を続けられるよう 皆様のご支援をお願いいたします

フィリピンの子どもたちに対する皆様のご支援を心から感謝 致します。
2023年〜2024年の学期はパンデミック後、始めから 全面的な対面授業となり、子どもたちは大興奮でした。今学期 も残すところ2ヶ月となり、子どもたちは長い休みに入るのを 楽しみしています。
今学期、様々な状況が起こりましたが、特に気温の上昇で、子どもたちが教室で授業を受けることが困難 になり、教育省は学校の授業をしばらくの間中止しました。
また暑さのために咳や風邪、ウイルス性の目の病気にかかった 子どもたちも多くいました。珍しい病気ではありませんが、コロ ナの後、人々は感染症に対して非常に恐れを持つようになり、 今でもトラウマになっているようです。
その中で、就学支援生た ちは守られて、将来の夢に向かって、毎日熱心勉強しています。 皆様の尊いご支援より、就学支援生たちに良い環境が与えら れいることを心から感謝しています。
来年度は34名の子どもた ちの就学支援を行う予定です。
そのための学校登録料や授業 料、制服や文房具等の学用品代として総額$7,349.82(約110万円)が必要です。
子どもたちが引き続き 学校での学びを続けられるように、皆様のご支援ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
(エレノア・V・タイロス)

フィリピン孤児院について

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フィリピン礎の石孤児院では、1997年より、恵まれない子どもたちに対する就学支援の働きをしています。私たちはこれを長期教育プログラムと呼んでいます。その目的は無学文盲を根絶し、子どもたちが将来に対して大きな希望を持つことが出来るようにする ことです。 毎年、スアワン、カタルナン、ペクゥエーノ、マハヤハイ、タクナン、そしてスモーキーマウンテンの子どもたちを支援していますが、私たちはさらに他の地域の子どもたちも助けたいと願っています。私たちは4歳から18歳の子どもたちを対象に、幼稚園から高校/大学までの就学支援を行っています。 毎年新学期には、就学支援生たちのために、学費、靴やカバン、制服等の学用品の必要があります。カバンや制服は、大きくなった子どもたちの物を下の子どもたちに回して使っています。6月と12月には就学支援生が全員集まる機会も作っています。子どもたちの夢を現実にするために、皆様の温かいご支援を心からお願い致します。皆様のご支援が無ければ私たちの働きは出来ません。 是非この働きに加わって下さい!子どもたち1人1人の夢を育てて下さっている、皆様のご支援ご協力に心から感謝致します。

現地孤児院責任者
エレノア.V.タイロス

私は、親を失い、見捨てられた孤児たちを助ける孤児院を設立したいというビジョンがあり、長年の希望でもありました。私は、物乞いをしている子どもたちを見るたびに心が、痛みました。こうした子どもたちの多くは、厳しい生活から逃れ良い生活を求めて家出して町へ出てきたのです。しかし路上生活をしているうちに、ほとんどの子どもたちは麻薬におぼれ、盗みをするようになっていきます。第2孤児院は私達の大きな希望です。このように助けを必要としているもっと多くの孤児たちを受取るために、第二孤児院の建設を待ち望んでいます。

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現地責任者 エレノア.V.タイロス スタッフ