フィリピン孤児院

スモーキーマウンテン、スアワン、マハヤハイ等の山中を周り、子ども達の就学支援を行っています。また、ダバオ市郊外のタナクンに3000坪の土地を所有しており孤児院の開設を目指し活動しています。

マンスリーレポート
(2025年7月)

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Photo:夏休みの最後に地域対抗バスケットボール大会が行われました。

いよいよ、待ち望んでいた新学期(2025年〜 2026年)が始まりました。
5月の中旬から学校の登録が始まり、先週9日~12日にはブリガーダエスクェラと言う新学期準備の行事に、子どもたちも保護者と一緒に参加し、先生方と一緒に学校の教室や校庭の掃除や修理をしました。
6月16日(月)から今年度の授業が始まります。
2025年度は、32名分の就学支援の必要として、 学校の登録費、授業料、各教科の課題や学校行 事参加費用、また制服や靴、文房具等の学用品購入のため、合計 USD8,038,74(※¥1,205,811) の必要があります。今年度も子どもたちが学校に通い続けることが出来るように、子どもたちの 将来が明るいものとなるように、どうか皆様の暖かいご支援ご協力をお願いいたします。
それとと もに働きのための車を求めています。学用品を届けたり、各地域を回って子どもたちをケアする ために車は必要不可欠です。車の購入のためにもご協力頂ければ幸いです。皆様のご家族やお 仕事の上にさらに豊かな祝福がありますように。
今後ともフィリピンの子どもたちのために皆様 の暖かいご支援をよろしくお願いいたします。
(エレノア・V・タイロス)

フィリピン孤児院について

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フィリピン礎の石孤児院では、1997年より、恵まれない子どもたちに対する就学支援の働きをしています。私たちはこれを長期教育プログラムと呼んでいます。その目的は無学文盲を根絶し、子どもたちが将来に対して大きな希望を持つことが出来るようにする ことです。 毎年、スアワン、カタルナン、ペクゥエーノ、マハヤハイ、タクナン、そしてスモーキーマウンテンの子どもたちを支援していますが、私たちはさらに他の地域の子どもたちも助けたいと願っています。私たちは4歳から18歳の子どもたちを対象に、幼稚園から高校/大学までの就学支援を行っています。 毎年新学期には、就学支援生たちのために、学費、靴やカバン、制服等の学用品の必要があります。カバンや制服は、大きくなった子どもたちの物を下の子どもたちに回して使っています。6月と12月には就学支援生が全員集まる機会も作っています。子どもたちの夢を現実にするために、皆様の温かいご支援を心からお願い致します。皆様のご支援が無ければ私たちの働きは出来ません。 是非この働きに加わって下さい!子どもたち1人1人の夢を育てて下さっている、皆様のご支援ご協力に心から感謝致します。

現地孤児院責任者
エレノア.V.タイロス

私は、親を失い、見捨てられた孤児たちを助ける孤児院を設立したいというビジョンがあり、長年の希望でもありました。私は、物乞いをしている子どもたちを見るたびに心が、痛みました。こうした子どもたちの多くは、厳しい生活から逃れ良い生活を求めて家出して町へ出てきたのです。しかし路上生活をしているうちに、ほとんどの子どもたちは麻薬におぼれ、盗みをするようになっていきます。第2孤児院は私達の大きな希望です。このように助けを必要としているもっと多くの孤児たちを受取るために、第二孤児院の建設を待ち望んでいます。

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現地責任者 エレノア.V.タイロス スタッフ